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淡路島での不動産・別荘・田舎暮らし・新築(設計・施工)・リフォームは光建築で。
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今回はイタリア人建築家とのコラボレートということで、淡路島の南端、南あわじ市に建つ住まいですが、テラスの延長線上に斜面地を利用したプールが造られました。
斜面地に鉄骨の杭を打ち込み、その上に鉄筋コンクリート造のスラブを乗せ、表面は左官職人の手によって仕上げられています。
デザインは神戸の北野で活動されているスタジオドディチ様、施工を当社で担当させていただきました。
今回の工事で最大の課題は、「バニシングエッジ」と呼ばれる、水面全体から水が流れ出る輪郭を造り出すことでした。
実現のためにはレベル(高さ)の誤差を高次元で保つ必要があり、監理技術や職人の技術が求められました。 |
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プールに入り、腰を下ろすと周囲の緑は全て消え、プールと海が一体化します。
プール脇には石積みのジャグジーが設けられ、穴の形状がすべて別の形にされています。
白い表面が特徴的なプールの表面は、左官が骨材の入った材料を塗り付け、その後に機械を使って表面を滑らかに仕上げる「研ぎ出し」という高度な技法が用いられました。 |
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バニシングエッジが実現した水面にはデザインされたモザイクタイルや鮮やかなガラスが浮かび上がりました。
そしてプールサイドから枕木で造られた階段を下りるとキャットウォークへとつながり、道へと出ることができます。
階段やキャットウォークの周りには、工事によって掘削された斜面を元の山に戻すべく植樹されています。
植樹された木々にはバルトックデザインで作られたネームプレートが一本一本に付けられています。
また、写真ではご紹介できませんが、プールには照明が仕込まれており、夜になると一面がフワァっと光る幻想的な空間が体験できます。 |
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